説明の技術
知識や情報を提示することでインストラクションを行う場合には、以下の点に注意を払うとよい。
①一度に提示する情報の量を抑えて、短期記憶の容量におさまるようにする
②中心となる情報を提示した後、それに関連する情報を追加することにより、精緻化を促進する
③情報を意味のあるまとまりとしてチャンク化したり、内容を分類・整理することにより、体制下を促進する
④情報を、言語とイメージ(グラフィック)によって提示し、それらを学び手自身が統合することで、強い記憶イメージが作られる
引用文献
向後千春, 2015『上手な教え方の教科書:入門インストラクショナルデザイン』技術評論社, p.105