説明の技術
知識や情報を提示することでインストラクションを行う場合には、以下の点に注意を払うとよい。
①一度に提示する情報の量を抑えて、短期記憶の容量におさまるようにする
②中心となる情報を提示した後、それに関連する情報を追加することにより、精緻化を促進する
③情報を意味のあるまとまりとしてチャンク化したり、内容を分類・整理することにより、体制下を促進する
④情報を、言語とイメージ(グラフィック)によって提示し、それらを学び手自身が統合することで、強い記憶イメージが作られる
引用文献
向後千春, 2015『上手な教え方の教科書:入門インストラクショナルデザイン』技術評論社, p.105
第1回部活動のあり方を考え語り合う研究集会in目白に参加して疑問に思ったこと
一つ。学校教育と運動部活動が強烈に関係づけられている国は日本だけである。海外の国々では、「スポーツは地域でするもの」という認識が強いらしい。では、日本では地域スポーツは(あまり)活発ではないのか。活発でないとしたら、その歴史的背景はいかなるものか。(あるいは、諸外国で地域にスポーツが根付いた背景はいかなるものか。)
二つ。「スラムダンク」「ROOKIES」などといった、部活動がテーマの漫画は今日においても人気を博す。ところで、これらが登場したのは1980年代である。1980年代にはいじめ、校内暴力に代表される学校内の問題が発生しており、これらの漫画の登場はまさに当時の時代性を表わしている。そこで疑問。部活動を題材にした漫画のうち、最も連載開始時期が遅いのは何か。あるいは、これを題材にしたメディアのうち、最も古いものは何か。
他にもあるが、私の気分に応じて執筆することにする。