説明の技術

知識や情報を提示することでインストラクションを行う場合には、以下の点に注意を払うとよい。

 

①一度に提示する情報の量を抑えて、短期記憶の容量におさまるようにする

②中心となる情報を提示した後、それに関連する情報を追加することにより、精緻化を促進する

③情報を意味のあるまとまりとしてチャンク化したり、内容を分類・整理することにより、体制下を促進する

④情報を、言語とイメージ(グラフィック)によって提示し、それらを学び手自身が統合することで、強い記憶イメージが作られる

 

引用文献

向後千春, 2015『上手な教え方の教科書:入門インストラクショナルデザイン技術評論社, p.105

某大学教育学研究科数学教育専攻の院試の過去問に関するメモ

英語。 数学教育に関する文章の読解。 内容説明、部分和訳、数学的意味。 専門科目。

第1問。中高数学の具体的な教材に関する問題。 教材中で問われている問題に答えられるか。 また、指導上の留意点など。 第2問。学習指導要領の内容を踏まえた教育的意味など。

第3問~6問。線形代数微分積分群論微積偏微分、重積分など。 線形代数線型空間群論は対称群。

某大学修士課程に関して大学の先生から聞いたことの整理

・一年次の三月に他大学と共同合宿を行い、修士論文題目と内容を発表する。

 ↑1年次に数学教育の勉強をしたうえで修士論文の内容を決定する。

・研究色が強いとは思う。→現場を強く志向する人には合わないかもしれない。

修士課程で学ぶ利点の一つとして、教育実践の中で無意識にしていることをより意識化できるようになることが挙げられる。

・教材開発以外にも色んな研究をしている。メタ認知数学教育史など。

・進学後、どの先生に習うかは進学してから判断する方がよい(私は現在、数学教育の内容をあまり知らないため)。

・(私が今進学を検討している他の大学と)ルーツが違う。高等師範学校を前身としている。

 

第1回部活動のあり方を考え語り合う研究集会in目白に参加して疑問に思ったこと

 一つ。学校教育と運動部活動が強烈に関係づけられている国は日本だけである。海外の国々では、「スポーツは地域でするもの」という認識が強いらしい。では、日本では地域スポーツは(あまり)活発ではないのか。活発でないとしたら、その歴史的背景はいかなるものか。(あるいは、諸外国で地域にスポーツが根付いた背景はいかなるものか。)

 二つ。「スラムダンク」「ROOKIES」などといった、部活動がテーマの漫画は今日においても人気を博す。ところで、これらが登場したのは1980年代である。1980年代にはいじめ、校内暴力に代表される学校内の問題が発生しており、これらの漫画の登場はまさに当時の時代性を表わしている。そこで疑問。部活動を題材にした漫画のうち、最も連載開始時期が遅いのは何か。あるいは、これを題材にしたメディアのうち、最も古いものは何か。

 

他にもあるが、私の気分に応じて執筆することにする。